hosizoraxの闘病日記

急性骨髄性白血病の記録とか今の日々の雑感とか

闘病の大まかな流れ

すごく大まかな流れ。

 

2020年10月 熱が下がらずだるさも増してきたので受診。急性骨髄性白血病と診断される。設備のある病院に回されて即入院。セミクリーンルーム

 

入院の翌日から抗がん剤の点滴。今思うとこれが地固め療法の1回目。

 

入院中の11月半ばで久しぶりの平熱。多分10月には熱あったから1ヶ月半ぶりの平熱。平熱ってこんなラクだったんだーーーという体験。

 

11月17日にはセミクリーンルームの外の廊下(そこも限りなくクリーン。ドアがあって普通の人は入ってこられない。一般病棟には行けない。)をご家族が来た時には一緒に歩いていいですよ、と言われた。その後何日かして始めてクリーンルームの外に出てみた。

 

2020年11月30日 一時退院。

2020年12月4日 入院。

 

2020年12月10日 第2クールの抗がん剤点滴。キロサイド大量療法。これが2回目の地固め療法。

 

2020年12月14日 呂律が回らないなど中枢神経への影響が出たためキロサイド大量療法は4日で中止。この後遺症は今でも回復せず喋るのがおぼつかない。固定の症状となる。

 

この喋りが不自由になったのはすごく嫌なことだったんだけど、看護師さんが「お薬がちゃんと脳まで届いて悪い細胞に効いたってことですよ!」と言ってくれて大変ありがたい。嬉しい。

 

この頃移植の話が出る。自分の白血病は化学療法が効きにくく、また再発もしやすいので移植を勧められる。

すごく怖いよ。移植って。だって自分の免疫を限りなく0にして他の誰かの細胞が増えるのを待つしかないなんて・・・。このまま死んだ方がいいよ・・・。

移植コーデイネーターさんが話し始める前に嘔吐してしまって帰ってもらったっけ・・・。ごめんね、すごく親身になってくれていたのに・・・拒否反応がでてしまった・・・・。

 

これだけ移植に否定的だった自分(ほぼ移植はしないつもりだった。最後くらい我儘言わせてよ・・っていうモード)に考えさせてくれたのは2人の人のおかげ。

 

1人は担当の中にいた女医さん。話を聞いてくれた上でこのままいけば余命1年ないことを教えてくれた。で、移植は最初の治療の数倍くらい、辛いだけだって。自分は最初の治療の数十倍辛くて苦しいかとおもってたからさ。

もう1人は妹。何故かLINEで「いつでも移植するからね。」と言ってくれた。普段あまりLINEしないのに、突然きたLINEがこの内容。

実際妹に移植してもらうことになるんだけど、自分からは言い出せなかったからすごくびっくりしてありがたかった。このLINEが移植を決断させてくれた。

 

妹の他にも大勢、移植を申し出てくださった人がいたこと、後で聞いて涙涙・・・感謝しかなかった。

 

2020年12月30日 一時退院。

 

通院はしてたけど、2021年1月いっぱいは自宅で過ごせることになり大変幸せ。

 

2021年2月24日 入院。

 

2021年3月3日 病棟移る。完全無菌室?なのかな?移植前の抗がん剤を6日間。一日おいて移植。

 

2021年3月11日 移植。11:30から1時間くらい。点滴で。

 

2021年3月30日ころ この頃の3日間で生着確認。

 

2021年4月1日 血液内科のある病棟に戻る。今度はセミクリーンでなく普通の部屋。すごい!セミクリーンじゃなくていいんだ???

 

2021年5月2日 ドナーの骨髄に入れ替わってるらしいと聞く。移植は成功みたい!

 

2021年6月26日 退院。

 

闘病中のだるさとか長い食事制限とか通院とか書くことはいっぱいあるけど大まかな流れはこんな感じ。